2011年8月12日金曜日

電波の電離層反射

電離層は、地上から近い順に
  • D(60~90メートル)
  • E(90~130メートル)
  • F1(150~220メートル)
  • F2(220~800メートル)
層となっています。
長波を利用するAMラジオでは、直接波で電波を受信しているので、アンテナの高さと出力が聞こえる範囲となり、局から離れると受信できません。
そこで、局は中継局を使って離れた地域でも受診できるような工夫をしているわけです。
ところが、電離層反射では、とんでもないところの電波を受信することもあります。国道9号線を西に向かって走っていると鳥取県付近から中国語の放送や、ハングル語の放送が激しくなってきます。
NHK東京第一放送は594MHzですが、深夜になると595MHz位の周波数で、強力な妨害電波が発信されて混信のために聞き取り不能となることもしばしばです。【しおかぜ】放送への報復とでも思っているのでしょうか?北朝鮮という国はと言うより、独裁政治はこまりものです。
そんなわけで、局アナやジョッキーの皆さんが【どうしてそんなところで聞こえるの?】とか申しておられますが、電離層反射では予想外の地域に届きますのでご用心!!・・・

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